バングラデシュの観光スポット | 日本人旅行者のための完全ガイド
バングラデシュは小さな国ですが、旅してみると、ぜんぜん小さく感じません。管区(州にあたる行政区)ごとに、雰囲気がまるで違うんです。ある日はにぎやかな古い街にいて、数日後には静かな茶畑や、マングローブの森を進む船の上、1200年前の仏教寺院の遺跡に立っている。そんな旅ができます。
そこでこの記事では、管区ごとに見どころをまとめました。気になる場所を選んで、自分だけのルートを作ってみてください。
日本人の旅行者には、仏教遺跡、人の少ない静かな場所、そして現地のほんもののカルチャーが特に人気です。この3つ、ぜんぶ見つかります。さっそく見ていきましょう。
バングラデシュ8つの管区を早わかり
| 管区 | 特徴 |
| ダッカ | 歴史、食べ物、都会の活気 |
| チッタゴン | ビーチ、丘、湖 |
| クルナ | シュンドルボン、世界遺産のモスク |
| ラジシャヒ | 古い仏教遺跡、テラコッタの寺院 |
| シレット | 茶畑、滝、森 |
| ランプール | 古い寺院、北部の茶畑 |
| バリシャル | 川の暮らし、クアカタのビーチ |
| マイメンシン | 王族の屋敷、ガロ族の丘 |
ポイント: ほとんどの場所は、冬(11月〜2月)がベストシーズン。涼しくて乾燥していて、よく晴れます。
ダッカ管区
ダッカは騒がしくて人も多いけれど、この国の心臓部です。2〜3日は時間を取りましょう。
- オールドダッカ: 細い路地、屋台グルメ、リキシャの旅。ガイドと一緒に、おなかをすかせて行くのがおすすめです。
- ラルバーグ城塞: 17世紀のムガル時代の城塞。庭園と小さな博物館があります。
- アーサン・マンジル: 川沿いに建つピンク色の宮殿。かつての領主一族の暮らしがわかります。
- 国会議事堂: 建築家ルイス・カーンによる、世界的に有名な建物です。現代建築が好きな人は必見。
- スター・モスクとアルメニア教会: 星形のタイルで飾られたモスクと、静かな古い教会。どちらもオールドダッカの近くです。
- 解放戦争博物館: 1971年の物語を伝える博物館。この国を理解する助けになります。
- ソナルガオンとパナム・シティ: かつてのベンガルの都。ダッカから車で少しです。民俗工芸博物館や、商人たちの古い家並みを見に行きましょう。
- ダッカ・メトロ: 日本の支援で作られた、きれいで新しい鉄道。日本人にはちょっと楽しい乗り物です。
チッタゴン管区
ビーチ、丘、湖を楽しむなら、いちばんのエリアです。
- コックスバザール: 世界一長い天然のビーチで、長さは約120km。砂浜を歩いて、新鮮なシーフードを食べて、夕日を眺めましょう。
- セント・マーチン島: バングラデシュで唯一のサンゴ島。静かで小さな島です。船が出るのは、おもに11月から3月です。
- バンドルボン: 国内でいちばん標高の高い丘陵地帯。ニルギリの雲海、ナフラクム滝、ボガ湖が人気です。黄金寺院(ブッダ・ダートゥ・ジャディ)は、仏教遺産が好きな人におすすめ。
- ランガマティ: カプタイ湖、ボートの旅、有名な吊り橋があります。
- カグラチャリ: 緑の丘と少数民族の文化。あまり知られていないので、静かに過ごせます。
- ミナマティとシャルバン・ビハール(コミッラ): 1000年以上前の古い仏教遺跡です。
- チッタゴン市: 港町で、フォイズレイクと民族博物館があります。
安全についての注意: 丘陵地帯の一部は、外国人の立ち入りに現地の許可が必要です。また、外務省の海外安全情報で、地域ごとの注意が出ていることもあります。出発前に両方を確認して、現地ガイドと一緒に行動しましょう。
ストレスなく、これらの場所をめぐりませんか? Nakamura Tour では、許可の手続き、道路事情、安全面まで任せられる現地ツアーガイドを手配できます。旅のルート作りも、お気軽にご相談ください。
クルナ管区
南西部の、有名な自然スポットと歴史スポットが集まっています。
- シュンドルボン: 世界最大のマングローブ林で、ユネスコの世界遺産。ベンガルトラの生息地です。船で探検し、そのまま船内で1〜2泊することも多いです。許可が必要なので、ライセンスを持つ旅行会社を利用しましょう。
- バゲルハットと六十ドーム・モスク(シャット・グンバド): 15世紀に建てられたユネスコ世界遺産。近くには、これらの建物を手がけたハーン・ジャハーン・アリーの墓があります。
- モングラとカラムジャル: シュンドルボンの玄関口と、小さな野生動物センター。
- シライダハ・クティバリ(クシュティア): ラビンドラナート・タゴールが暮らした川沿いの家で、多くの作品がここで書かれました。タゴールは日本を3度訪れていて、日本ともゆかりがあります。日本人にとっては、特別な場所です。
- サガルダリ(ジョソール): 詩人マイケル・モドゥシュドン・ドットの生家。文学好きにはちょっとした立ち寄りスポットです。
ラジシャヒ管区
歴史が好きな人にぴったりの管区です。仏教遺跡に心を動かされる日本人旅行者も多いですよ。
- パハルプール(ソーマプラ・マハーヴィハーラ): 8世紀ごろの巨大な仏教寺院で、ユネスコ世界遺産。南アジアでも指折りの遺跡です。
- マハスタンガル: バングラデシュで最も古い都市遺跡のひとつ。近くに小さな博物館があります。
- プティア寺院群: 細かい彫刻が美しいテラコッタの寺院群。
- ナトール・ラジバリ: 庭園のある王族の宮殿です。
- ラジシャヒ・シルク: 絹織物で有名な街。お買い物好きな人に。
シレット管区
緑が多くて、雨も多い。ゆっくり自然を楽しむ旅にぴったりです。
- スリモンゴル: バングラデシュの紅茶の都。茶畑を歩いて、名物の7色ティーを飲んでみましょう。近くのラワチャラ国立公園には、めずらしい野生動物がいます。
- シレット市: 茶畑と、ハズラト・シャー・ジャラール廟があります。
- ラタルグル湿地林: 水没した森を船で進みます。水かさが増える雨季が、いちばんきれいです。
- ジャフロンとビチャナカンディ: 国境近くの、澄んだ川と石だらけの川原。国境の向こうの山並みも見えます。
- マドバクンダ滝: 国内でも大きな滝のひとつ。スリモンゴルから日帰りで行けます。
- タングアール・ハオール(お好みで): 自然や野鳥が好きな人向けの、広大な湿地帯です。
ランプール管区
北部は静かで、旅行者もめったに来ません。
- カンタジュ寺院(ディナジプール): 18世紀に建てられた、装飾豊かなテラコッタの寺院です。
- タジハット宮殿(ランプール): 落ち着いた庭園のある王族の宮殿。
- テトゥリアとパンチャガル: 最北部の茶畑。冬の晴れた日には、ヒマラヤの方向が見えると話す旅行者もいます。
バリシャル管区
川とともに生きる地域です。
- クアカタ: 同じ海辺で、日の出と日の入りの両方が見られる、めずらしいビーチです。
- 水上グアバ市場: 農家の人たちが、小さな船の上でグアバを売る地元の市場。
- ドゥルガ・サガル: バリシャル市の近くにある、大きくて静かな池です。
マイメンシン管区
古い宮殿と、丘の文化が残る、のんびりした管区です。
- シャシ・ロッジとムクタガチャ・ラジバリ: 昔の王族の屋敷と、地元の歴史。
- ビリシリとシュシャン・ドゥルガプール(ネトロコナ): 丘、湖、ガロ族のコミュニティの文化。
日数が少ない人へ:初めてならここ
時間がない人は、まずこの6つから選んでみてください。
- オールドダッカ: 街の空気と食べ物に出会える
- シュンドルボン: 野生の自然がすごい
- コックスバザール: のんびりビーチ
- スリモンゴル: お茶と緑の丘
- パハルプール: 仏教の歴史に触れられる
- 六十ドーム・モスク: 古い建築が見られる
モデルプラン:
- 3日間: ダッカとソナルガオン。
- 5日間: ダッカ、プラス、スリモンゴルかコックスバザール。
- 7日間: ダッカ、スリモンゴル、コックスバザール。または、ダッカ、バゲルハット、シュンドルボン。
まずは航空券から。 日本からダッカへの航空券は、Nakamura Tour で予約できます。運賃を比べて、あなたに合ったルートを選んで、スムーズに旅をスタートしましょう。
旅行前に知っておきたいポイント
- ベストシーズン: ほとんどの場所は、11月から2月がおすすめ。
- 移動: バングラデシュの道路は時間がかかります。国内線、電車、運転手つきの車を使いましょう。
- 許可: シュンドルボンと一部の丘陵地帯には、許可が必要です。
- 服装: 特に宗教施設や小さな町では、肌の露出が少ない控えめな服装で。
- 現金: 市場や小さな町では、タカの現金が必要です。
- 外務省の「たびレジ」: 出発前に登録しておくと、現地の最新の安全情報がメールで届きます。
- 現地ガイド: 言葉、許可、安全面で助けになります。初めてなら、ガイドがいると心強いです。
よくある質問
バングラデシュでいちばん美しい場所はどこですか?
好みによります。野生動物ならシュンドルボン、茶畑ならスリモンゴル、ビーチならコックスバザールが人気です。
仏教遺産が好きな人におすすめの場所は?
パハルプール、マハスタンガル、ミナマティ、バンドルボンの黄金寺院がおすすめです。
おすすめスポットを回るには何日必要ですか?
ダッカともう1つの地域なら、5日あれば十分です。茶畑、ビーチ、シュンドルボンまで行くなら、7〜10日あると余裕があります。
シュンドルボンや丘陵地帯にガイドは必要ですか?
はい、強くおすすめします。どちらの地域も許可が必要で、ガイドがいたほうが安全でスムーズです。
まとめ
バングラデシュの旅は、よくあるバカンスとは違います。ありのままで、にぎやかで、緑が多くて、あたたかい人たちがたくさんいる。そんな国です。2〜3つの管区を選んで、ルートを考えて、心を開いて出かけてみてください。
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